『言った言わない』をなくす、新しい育成の形。みかみ印刷が『ひとりだちセット』に込めた想い
2025.10.21
「昨日お願いした書類、進んでる?」
「えっ…聞いてません!」
そんな会話に、思わずため息をついた経験はありませんか?
実はこの“言った言わない問題”、どんな職場にも存在します。
私たちみかみ印刷は、以前から企業様のそのお悩みをお聞きしていました。
「伝えたつもり」「聞いたつもり」。
けれど、仕事は“つもり”では前に進みません。
お互いが誤解なく理解し合うためには、仕組みと習慣が必要です。
◆現場から生まれた、実践型の教育ツール「ひとりだちセット」
みかみ印刷の「ひとりだちセット」は、そんな現場の声から生まれました。
私たちは地元密着の印刷会社です。
しかし、地元の企業とともに動くからこそ、企業様の社員一人ひとりの力が大切です。
みかみ印刷は、地元の企業の印刷を通して連携していくことが一つのミスを防ぎ、全体に無駄な影響を与えてしまうことのないように活動しています。
その思いは企業様からのたくさんのご意見から感じています。
だからこそ、「伝える」「報告する」「確認する」
この当たり前を徹底できる仕組みを作りたい。
そんな思いで開発したのが、教育記録型のツール「ひとりだちセット」です!
◆“誰が教えても同じ結果”が会社を強くする
新入社員の育成でよく聞く悩みが、
「人によって教え方が違う」
「担当者が変わると、また一からやり直し」
というものです。
「ひとりだちセット」は、業務の流れや報告内容を50回分、書き込みながら実践する形式。
誰が指導しても、同じように進められるように設計されています。
教える人の経験値に頼らず、同じステップで育てられる。
それが結果として、“会社全体で新人を育てる”文化を作ります。
それは「伝える勇気」と「受け取る力」を育てるものだと思っています。
報連相(報告・連絡・相談)は、社会人の基本といわれます。
けれど実際には、ただ「報告しました」「聞きました」では足りません。
相手に意図が伝わり、理解されて初めて“報連相ができた”といえるのです。
このツールを使うことで、自然と「何を・どのように伝えたか」を書き残す習慣が身につきます。
上司も、「社員がどこでつまずいているか」が見えやすくなり、「言った言わない」より、「どうすれば伝わるか」に意識が向かうようになります。
実際に導入いただいた企業さまからは、
「同じ質問を何度もされなくなった」
「新人との会話が建設的になった」
「ミスを責めるより、仕組みで防ぐ流れが根づいた」
という声をいただいています♪
◆人が育つ会社には、思いやりの仕組みがある
私たちは印刷の仕事を通して、「人に伝わること」がどれほど大切かを日々感じています。
どんなに立派なマニュアルやルールがあっても、そこに“思いやり”がなければ形だけのものになってしまいます。
「ひとり立ちセット」は新人教育という名の「新人を育てる人を育てるツール」です。
新人を育てる立場にあるのは、入社して数年が経ち、会社の内容もある程度は理解している人たちです。
このツールは、そうした人たちが“会社の当たり前”を新人に正しく伝えられているかを確認するためのものです。
「なんとなく雰囲気で、なんとなく理解した風で」ではなく、「いつ、どこで、だれが、なにを、どうした」を具体的に伝えることが大切です。
「入社数年の社員がまだ十分に教えられない」とはなかなか言いにくいもの。
だからこそこのツールを通じて、教える立場の社員自身にも報告・連絡・相談の基本を再確認してもらうことを目的としています!
◆まとめ
「育てることは、信頼を積み重ねること」
“言った言わない”をなくすことは、単にミスを減らすことではありません。
それは、信頼関係を築く第一歩です。
大企業でないからこそ、社員同士の信頼が会社の力になります。
みかみ印刷の「ひとりだちセット」は、そんな信頼づくりを支えるツールとして、これからも多くの職場に寄り添っていきます。
新人育成にお悩みの企業様は、ぜひこの機会に「ひとりだちセット」を活用してみてはいかがでしょうか。
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